東京蒲田で拾った迷い亀の持ち主を探しつつ亀の生態を考えるブログ

東京蒲田で拾った亀を保護しお世話の奮闘記

飼い主警察に行く(警視庁編)

 
前回東京で拾ったのにもかかわらず
神奈川の交番に相談にいって
けんもほろろに警視庁への促しを
されたところなんですが
(神奈川県の交番のイケメンは
超絶優しかったですからね!)
 
蒲田ちゃんの為にもなんとか
蒲田に行かなけらばならなかった。
 
そんなおりにちょうど金曜夜に
東京に用事ができそのまま友人宅に
泊まれるイベントが舞い込んできた。
 
おお!これならば次の日の朝
ゆっくりと蒲田の交番に寄れる
ではないか。こいつはチャンスだ。
ドンチャン騒ぎの中飼い主は
1人警察に行くことを
考えたのだった。
 
こうかくと友人と最後の晩餐をし
明くる日早朝、1人自首する
ドラマみたいな雰囲気だが
今回はただの落とし物申請である。
 
ドンチャン騒ぎも程々にして
飼い主は眠りについた。
正確にはいつの間にか寝ていた。
酒あんまり強く無いのよ飼い主。
 
しかし目覚めは好調。良かった
酒の臭いをぷんぷんさせて交番に
言ったら世迷言だと思われるし。
なんせ蒲田の交番だからな。
尚更酔っ払いの絡みだと思われてしまう。
 
次の日の土曜日は少しどんよりと
した日だったが傘はささなくても
良いくらいの天気だった。
 
僕は電車に乗りJR蒲田駅についた。
 
話は少し飛ぶが、昔飼い主は
蒲田に住む前に京浜東北線で隣の
大森に長く住んでいた。
 
会社にも実家にも程々の距離が
いいなと思い選んだのだ。
 
その時飼い主は、同じような距離の
そのまた隣の大井町と蒲田も
候補としてあげ、町の雰囲気を
見て回ったことがあった。
 
大井町はちょっと怖めな
立ち飲み屋ゾーンがある以外は
綺麗な街に思えた。でも家賃が
他よりも少し高めだった。
 
蒲田は降り立った瞬間デンジャラス
な雰囲気があった。
 
道に人が倒れてるぞ!
(後のカマタちゃんの由来)
勿論酔っぱらってだ!!
病気じゃなくて良かった。
 
お巡りさんがふらふら歩いてる
頭をシルバーに染めあげたお兄さん
に声をかけている。
お兄さんは「大丈夫大丈夫」と
連呼しているが千鳥足で
車道を斜めに歩いている。
ちなみにまだAMである。
 
フラフラ歩いてる人は
大抵スト○ングのロング缶を
持ってるぞ!350mLじゃなくて
500mLの方!例外無く500mL!
 
当時20代だった飼い主は
繁華街なら普通なのかもしれないが
その光景に恐ろしさを感じ、大井町
蒲田の間にある大森に住むことを
決めたのであった。
 
大森もちょっと怖いところあったけど
静かなところは静かだったし
なぜかスーパーが多かったしね。
 
しかしそろそろ大森も飽きてきたな
と思った30代。酸いも甘いも経験した
飼い主はあの繁華街の魅力と実は
駅前を外すと閑静な住宅街もあり
なかなか良い街だと言うことに気付き
次の住まいを蒲田にするのであった。
 
結局仕事の都合で2年くらいしか
住まなかったけど今でも蒲田が好きだ。
 
蒲田への前置きで自分語りを
してしまったな。お恥ずかしい
 
そんな蒲田に数ヶ月振りに降り立ち
駅前のドン・キホーテでウーロン茶を
買い喉を潤してから駅前の交番を
訪ねることにした。
 
飼「あのぉ…すみませぇん拾得物
 の相談何ですが…」
 
入りが全く前回と同じである
 
警1「何を落とされたんですか?」
飼「落としたんじゃなくて
  拾ったんですが…」
警1「ほうほう。で何を?」
飼「実は亀を拾ったんですが…」
警1「か、亀ですかぁ!?」
 
ここで亀との出会いを
お巡りさんにまた語る。
相変わらず緊張しているので
ちょっと挙動不審だと思う。
 
今回はさすがに拾った地元の交番
だけあって場所も状況も説明し易い。
 
オマケに壁に拾ったところ
ドンピシャの地図まで置いてある。
交番だから当たり前だけど。
 
飼「ココ!ココ!」
警1「ハイ。場所はわかりました。
  あのコンビニの近くですね。」
警1「とりあえず過去2年分くらい
  の履歴を調べてみましょうか」
 
お巡りさんはPCのキーボードを
カタカタと打ち込み拾得物を調べている。
 
飼い主にも若干の余裕が出てきて
交番の中をキョロキョロしていると
外に出ていたもう一人の
お巡りさんが帰ってきた。
 
警2「いやあ、酔っ払いに
  ゲ〇かけられちゃいましたよ」
 
開口一番これである。さすが蒲田
しかも土曜日の朝。どうやら
土曜日朝なら日常茶飯事らしい。
住んでて知ってたけどw
 
どうやらその現場の処理が
終わってないらしくもう一人の
お巡りさんはタオル片手に
また現場に戻っていった。
 
飼い主は軽く心の中で
いつもありがとうとつぶやいた
ところで亀の検索が終わった。
 
3件程あったようなのだが
亀の移動距離?を考えても
遠いが可能性がありそうなのは
たったの1件。
 
警1「カメの種類は何ですかね?」
飼「ミシシッピニオイガメって奴です。」
警1「そうするとこれはアカミミガメだから
  違いますねぇ。」
 
どうやらその1件も違うようだ。
一応ほかの2件も見てもらったが
いずれもアカミミガメの方で
カマタちゃんとは違うようだ。
 
申請が出てればさすがに亀の種類を
間違って申請はしないよな。
飼い主のように拾った亀でも
あるまいし。
 
警1「まあこれから申請があるかも
  しれないですから連絡先を
  登録させていただけませんかね?」
 
飼い主は快くそれを承諾しついでに
カマタちゃんの写真も見せて特徴を
説明しといた。
 
警1「何かあったら連絡しますが
   そのまま飼う気は無いですか?
   飼っていただければ亀も
   幸せですから。」
 
飼「もちろんそのまま飼うつもりですよ」
警1「そう言ってただけると安心です。」
 
公務だとは思うが、
お巡りさんはどこも優しい。
僕はお礼を言って交番をあとにした。
 
交番を出ると目の前に
スト〇ングを持ったおじさんが
立っていた。
こいつ半分挑発してやがる・・・
 
というかこの交番前にはなぜか
スト〇ングを持ったおじさんを
よく見かける。色々イベントが
起きるから酒のつまみにでも
なるのかな?
 
まあそれはさておいて
これで公式にカマタちゃんを
保護できる。知り合いでも
なんでも蒲田辺りで亀逃げちゃった
エピソードを聞いた人が
いたらぜひ連絡を下さい!
 
Twitterもインスタもやってますので
一声かけていただければどこへでも
カマタちゃんをお届けします。
 
ちょっと寂しいけど・・・
 
まあそんなわけで出会いエピソード
は今回が終わりになるのかな。
 
次回から亀について思ったことや
調べたことやカマタちゃんの生態?
についてダラダラ書いていこうかな
と思ってます。
 

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ここまで読んでいただきまして
ありがとうございました。

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