亀の水槽って何がいい?
前回まででとりあえず出会いまで
を書いてしまってなんとなく
書ききった感が出てしまった
ですがこれからはカマタちゃんとの
生活を緩く書きながら
もし飼い主以外にも亀拾っちまった…
って人のためになるような
ブログになればなと思ってます。
今回は出会いの章でとりあえずの
住処として衣装ケースを選択した
飼い主なんですが、この選択が
果たして正解?まあ買い替えれば
いい話なので正解も何もないと
思いますが、それぞれの特徴なんか
があるんじゃないかってことで
ちょっと考えてみました。
ちなみに飼い主が拾ったのが
水棲ガメ(ヌマガメ)に関して
なのでリクガメやウミガメを
拾ってしまった場合はこの限りでは
無いのでご注意ください。
ガラパゴスや竜宮城に案内して
もらえるように交渉するのが
いいんじゃないかと思います。
飼い主目線からのおススメ度も
勝手に付けましたので参考にして
いただければと思います。
ちなみに亀プロの方々には
少々退屈な内容かと思いますので
暖かい目で見ていただければ…
序章
まずは自分の部屋に合うタイプのものを
選ぶといいと思います。
置き場所や掃除のし易さ、日当たり
なんかもポイントになってくると思います。
あと重要なのが亀ちゃんのサイズです。
一般的には水槽の長い辺が甲長の4倍
くらいあるといいと言われてます。
もちろんそれ以上あっても亀は
困らないので置けるのであれば大きい
サイズの方が亀も嬉しいかと思います。
とりあえずこの文中ではカマタちゃん
をモデルに進行しますのでご理解のほど
よろしくお願いします。
(甲羅長さ10㎝くらいです。)
1.洗面器(☆☆)
最初に思い付いたのが洗面器
大体の家にあるんじゃないかな
とは思うのですがこれはさすがに
狭すぎると思う。
モデル:カマタちゃん
洗面器が直径20センチくらい。
軽く回転するくらいしかできないので
ちょっと置いておくくらいしかできない
でしょう。
また亀は意外とアクティブに動きますので
このくらいであれば時間をかければ
脱走できちゃうと思います。
ただ効果のほどはまだ検証できて
いないのですが「温浴」するのに
ちょうどいいサイズです。
またメインの水槽を洗っている最中に
ちょっといてもらう時にも使えます。
メインの水槽以外にもこの洗面器があると
意外と便利かなと思います。
2.バケツ(☆☆)
バケツです。そうバケツ。キッズのいる
家なら多分ある。水生生物や釣りが
好きな人なら絶対あるバケツ。
モデル:カマタちゃん
このバケツは10Lの蓋付ってやつで
ホームセンターや釣り具屋さんで
購入できます。
これもサイズ的には洗面器と大差
が無いのでメインとしては
使えないかと思いますが
突然の出会いがあった場合に
数日置く分には何とかなるでしょう。
蓋があるので脱走の心配も無い
ですしちょっとした輸送にも便利かと
思います。
3.飼育ケース(☆☆☆)
アイリスオーヤマ クリアビュー飼育ケース 浅型 ブルー CC-430L 新品価格 |
これは自分が持ってなかったので
写真は広告を。
このタイプは
「そう言えば昔カブトムシ飼ってたな」
とかでこんな水槽が倉庫に眠っている
人がいるんじゃないかなと思って
書いてみました。
このタイプ辺りからメイン水槽の候補に
上がってくるんじゃないかなと思っている
んですが特徴としては
長所
・軽いので掃除が楽
・透明感あるので観察し易い
・値段が比較的安い
短所
・プラなので傷が付きやすい
(破損しやすい)
・安っぽい
・あまり大きなものが無い
こんなもんでしょうか。
まあプラ製品の宿命というべき
壊れやすさがありますが小さい個体
だったり軽さを重視するなら
充分メインを張れるかと思います。
ちなみにたびたび当ブログに登場する
母はこの飼育ケースで問題無く
飼っておりました。
4.衣装ケース(☆☆☆☆☆)
モデル:カマタちゃん
現行のカマタちゃんの住まいでも
あります。
これは飼い主一番のオススメで
軽い、安い、サイズも大きい
といいことずくめなのですが
実は不満なところというか
注意点がいくつか。
① 透明感が無い
これは探せばあるのかもしれませんが
本来の用途は中をクリアに見えなくても
いいものであるが故のものです。
可愛い亀ちゃんが若干スモークに
かかったようにクリアに見えない
ところが不満点ではあります。
亀にとっては見られない方が
いいのかもしれませんが…
Twitterで亀飼育の先輩方が綺麗な
水槽でクリアな写真や動画を公開して
いるのを見ていつかは僕も!なんて
思っちゃったりもしますね。
② 大容量だけに水を入れると重い
亀は結構水が汚れます。故に
水換えも頻繁に行う必要があります。
この時、工夫しないと設置場所に
よっては結構な距離を重たい水を
入れたまま運ぶことになります。
これが地味にきついです。
亀ちゃんはとっても長生きですので
飼い始めた時はピチピチでムキムキでも
20年もしたらシワシワのヨボヨボに
なってしまっている可能性もあります。
ですのでそうなる前に早めに
簡単な水替え方法を構築する
必要があります。
水槽を動かさなくても
清掃する方法はありますが
個人的には濡れてもいいところで
豪快にゴシゴシやりたいタイプ
なのでw
③ 安っぽい
これは最早プラ製品の宿命であると
思いますが安っぽさは否めません。
先ほども話しましたが本来の
用途と違いますのでどうしても
生活感が出てしまい
「愛を持って飼育している!」
って気分になれるかどうかってのが
ポイントかと思います。
愛があれば乗り越えられる…のかな?
④ 溶ける
爬虫類は日光浴がかかせません。
天気がいい日ばかりではないですし
家の中で飼うとどうしても日光に
当たる時間が少なくなってしまいます。
そんな日照不足を解消するために
爬虫類には日光浴用のライトが
必要になってきます。
紫外線を浴びるという名目もありますが
寒がってしまう爬虫類に対して
体を温めてあげる要素もあります。
ライトには色々な種類がありますが
いずれも電球周りは高温になることが
多いです。プラ製は当然その性質から
熱に弱く変形したり、溶けてしまったり
することがありますので扱いに注意する
必要があります。と言ってもあまり
神経質になることもありませんが。
4.ガラスケース(☆☆☆☆☆)
新品価格 |
これもうちには無いので
広告ですみません。
これはさすがに王道。
何も知らなくても亀飼うなら
これじゃね?って出るかと思います。
今更特徴も何も無いと思いますが
亀飼育者としてさすがにぶん投げる
訳にはいかないので少しだけ解説を。
① 圧倒的にオシャレ
飼育する為に作られただけあって
色々なサイズ、形、があって
インテリアにもよく合う。
飼ってる感も大いに感じられるかと
思います。
僕はとてもじゃないがオシャレな
空間を演出できそうにないけど…
そもそも亀の名前がカマタちゃんだしw
② きらめく透明感
ああ…うっとりする程の透明感。
全方位から亀を眺めることができる。
観察するといった点で言えば
ガラス一択のような気がしますね。
僕はいつかカマタちゃんを下から
観察したいと思っておりますので
この透明感は羨ましいですね。
カマタちゃんはひっくり返して
見るとめちゃキレますのでこっそり
下から観察できるガラスケースは
いつか購入してみたいアイテムですね。
※ 全方位と書きましたが底面は
透明じゃないこともあるので要注意です。
③ 落とさなければ丈夫
ガラスなので落としたり一撃に
弱い部分はありますが擦れなど
には強く、ゴシゴシ洗っても
傷は付きにくいです。
④ サイズがいっぱいある
さすが飼育用なだけあって
様々な大きさの小動物に対して
対応できるようなサイズが揃ってます。
120センチを超える大きなサイズも
ありますので亀ちゃんのサイズに併せて
選択できるのもポイントです。
長所はこんな感じでしょうか。
まあこんだけ褒めたにも関わらず
飼い主が選ばなかった理由が
やっぱりあるわけで短所もあります。
① 重い
これも言うまでもないのですが
当然プラよりも重いです。
さっきの衣装ケース以上に
大きなサイズがありますので
尚更重さの影響が大きいです。
落とすと割れますので
その緊張感も果てしないです。
② お値段が・・
プラ系の水槽に比べたら
値段は高めです。
今でこそ真剣にカマタちゃんを
飼育してますが拾った直後は
いつまで保護するかもわからないのに
そんな高いもの導入できるか!
って思ったもんです。
5.セメント混ぜる容器(☆☆☆☆)
新品価格 |
「トロ舟」と呼ばれるものです。
僕も今回調べて初めて名前を知ったの
ですがよく工事現場なんかで見る
アレです。
大きさは色々ありますので
衣装ケースと同様に選べますが
これはとても大きなサイズも
あるということです。
工事現場で使うものなので
お世辞にもオシャレ間が無いのは
否めませんが大きなスペースが
必要な亀ちゃんにとっては
とても居心地のいいものに
なると思います。
あとは室内にこれを置くってのも現実的
では無いので外置きが前提になると
思います。そのため温度管理がシビアな
種類には向かないかもしれませんね。
ネットで調べると亀飼育先輩方は
これを外遊び用の基地として使用
している人もいらっしゃるので
そういった使い方をするのにも
便利かと思います。
どのみち大きなスペースが
必要になってしまうかと
思いますのでいつか豪邸に
住むことになったら導入したいですねw
6.まとめ
まあグダグダと書きましたが
亀を飼っていることを忘れる
ことなく常に色々な視点で
考えることができれば
亀も幸せに感じてもらえる
と思います。
実際聞いたことは無いので
わかりませんがそう思うことに
しましょう。
いつか庭に穴を掘って
巨大亀王国を建造するもよし
素敵なインテリアにするために
でかい家に住むぞ!なんて
野望を持つもよし。
それでは亀ファーストで
素敵な亀ライフを!
ここまで読んでいただきまして
ありがとうございました。
ブログランキング始めたので
よろしければクリックいただけると
嬉しいです!