亀の水替えについて
コロナ流行っていますね。飼い主はあまり不特定多数の人と会う仕事をしていないせいかあまり体感はしていませんが、たまに買い物に行くと町全体が自粛ムードと言うか暗いと言うか…亀としては我関せずと言ったところかもしれませんが、少しでも早く終息してくれるといいですね。
と言うことで今回は亀の水替えについて。やっぱり亀も環境が悪いと病気になってしまいますからね。綺麗な住環境を整えるためにもなるべくお世話してあげるに越したことは無いと思います。
①汚れの原因
私がかまた嬢を保護してまだ1年たっておりませんが、観察していて一番の原因と思ったのは「餌の食べ残し」になると思います。亀は思った以上に食べ散らかします(笑)お腹が空いていても水槽の底にある食べ残しには目もくれません。「そんなに餌を催促するならもっと丁寧に食べろ!」なんて思ってしまいますが亀ですからしょうがないですね。
糞なんかが一番の原因と思っていたのですが、糞は毎日するわけでも無いですし健康状態が良ければ水中でも固形の糞をするのでわかればそれだけ回収できますしね。
また脱皮もしますので亀の皮膚や甲羅のカスなんかも出ます。かまた嬢の場合、まだ皮膚の脱皮は確認できていませんのでわかりませんが、調べてみると結構白いカスが出るようです。
②頻度
次は頻度。「あー汚れたな」と感じてからでもいいかと思いがちですが、亀は水槽の水を飲み水としても利用しますのでそれだと遅いような気がします。亀だってなるべく綺麗な水の方がいいと思いますので。
また濾過器の有無によっても頻度が違います。亀はかなり水が汚れる生き物だと思います。濾過器無しですと1~2日で濁りがわかるほど汚れます。昔濾過器無しで飼っていた時はそのくらい汚れていましたので毎日のように換えておりましたが、濾過器を導入してからは「さすが濾過器!」と思えるくらい汚れません。でも見えない汚れなどもあると思いますのでやはり1週間くらいを目安にするのがいいかと思います。
私の場合、私の生活のサイクルもありますので週1回程度を目安に交換しております。たまに時間が取れるときなどは2回ほど交換しておりますが…これは亀の種類によっても違うと思いますので何とも言えませんが、かまた嬢(ミシシッピニオイガメ)の場合、1週間程度ではあまり汚れることは無いですのでこのくらいがいいのかなと思っています。
③水替えのやり方
やり方と言ってもポイントはあまりないのですが、私は全部交換せず、半分くらい元の水を残して水替えを行います。亀は丈夫でカルキ抜きをしなくてもいいとよく聞きましたので最初は全部交換していたのですが、全て水道水だとちょっと機嫌が悪そうな気がしたので半分残すようにしました。実際、水の汚れを分解してくれるバクテリアなんかが成長するようなので残した方がいいみたいです。
参考までに私のやり方を書いときます。
1.亀を避難させる。
最近のかまた嬢は、ダイエットに向けて水替えの間は部屋んぽさせていますが、普通ならバケツかなんかに一時避難してもらいましょう。
2.電源類を切る。
特にヒーターは、空中で電源を入れると故障してしまうものもありますので必ず電源は切りましょう。また濡れた手でコンセントを触ると感電することがありますので水を触る前に抜きましょう。
3.水を抜く。
うちの場合、60センチくらいの台に水槽を乗せています。その高さを利用してサイフォンのようにバケツに水を移しています。
これで水槽内の水の半分くらいを抜いています。これをやると水槽自体も軽くなるので持ち運びも楽になりますし、特にガラスの水槽を使用している人は落とすリスクも軽減できると思います。
ただし、注意が必要なのがこのサイフォン方式、少し水の移し替えに時間がかかるのでその間他のことをやってしまいがちです。当然ストップ機能はありませんので気付いたら溢れてしまうこともありますのでやるときはくれぐれも注意です。下手するとこうなります。
4.水槽の移動
うちの場合、台の下に冷蔵庫などの重たいものを動かす用のキャスターをつけております。これで水槽ごと洗い場(うちの場合、外に水を取れる場所が無いので台所でやっています。)これだと水槽を移す時しか持たなくて済むので非常に楽です。
5.各種清掃
洗うのは、水槽、ろ過機、ヒーター、各オブジェ(うちの場合、足場の人工芝と植木鉢です。)を洗っていきます。もちろん洗剤などは使いません。手洗いで十分汚れは落ちますので。
ろ過機とヒーターについては、なるべく全体が洗えるように分解できるところまで分解して洗います。ヒーターはサーモの部分がガラスのものがありますので落として割らないように注意です。使わなくなった歯ブラシなんかで細かいところまで洗うと気持ちいいです。基本はヌルヌルしたものが取れればあまり強くこすらなくてもいいかと思います。
水槽はブラシ系よりもスポンジのようなもので洗うのがいいと思います。特に角や水際は汚れが溜まっていますので入念に洗います。
6.水張り
先ほどバケツに取り分けた元の水と水道水を足して水を張ります。うちの場合、元の水7:水道水3くらいの割合でしょうか。
7. オブジェのセット
元の位置に戻します。この時たまに模様替えなんてすると気分が変わっていいかと思います。ろ過機によっては、水の吐き出し位置を水位によって微調整しなければならないものもありますので注意しましょう。
8.水槽をもとの位置に戻す&床清掃
水槽を元の位置に戻します。この時、ほぼ100%床にも水をこぼしておりますので確実に拭いておきましょう。お母さんや同居人に怒られてしまいますからね(笑)
④まとめ
とまあ失敗もありつつ、かまた嬢も元気に暮らしていますので水替えよーわからんって人は参考にしてみてはどうでしょうか。特に台に水槽を置いてある方はキャスターオススメですよ。
価格:3,640円 |
※今週の体重測定
飼い主「お!前回は不正疑惑があったが今回は普通に測ったぞ!」
かまた嬢「実力よ!実力!」
今回は部屋んぽさせてないし、何なら朝ご飯をあげた後に測りました。少しずつですが効果が表れているのでしょうか。そういえば昨日大きな糞をしてたような気もするな…まさかの糞の差!?
飼い主「なんかボクサーみたいな減らし方だな」
かまた嬢「元々アスリート気質なのよ」
そんな訳で来週がまた楽しみです。
といったところで今回はここまで。
ここまで読んでいただきまして
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何卒よろしくお願いいたします。