東京蒲田で拾った迷い亀の持ち主を探しつつ亀の生態を考えるブログ

東京蒲田で拾った亀を保護しお世話の奮闘記

亀との出会い

お尋ね者の紹介もできたところで
今回は亀との出会いを書こうと思います。
 
そろそろ半袖でもいいかなって
思い始める陽気になってきた春の朝。
 
家から数100m進んだ通勤経路途中
車道アスファルトの上に、
大人の握り拳大の石が転がっていた。
 
道路に転がる握り拳大の石

f:id:kametanbo:20190829212506j:plain

 
普段なら無視していくところ何故か
この時は車が石をハネたら飛んでって
危ないな、なんて殊勝なことを思って
しまいました。普段なら悪行の限りを
つくしている私ですが今回は
道路端に寄せようと思って持ち上げました。
 
「こ、この石動くぞ…」
 
どこかで聞いたことあるような台詞を
真面目につぶやいてしまったんですが
もうこの時点で確信を持って
 
「か、亀だ…」
 
亀を感じてましたね。
 
さて、これは困ったことになったぞ…
通勤途中(この時はスーツ)で亀を
見つけたって家に持ち帰る時間も無いし
会社に持ってく訳にもいかない。
そもそも電車でおじさんが亀だけ
持ってたら案件になってしまうかも
しれない。いや多分なる。
 
海賊王に俺はなる!みたいになっちゃ
いましたが数分悩んだあげく、
とりあえず近くの植栽帯(花壇みたいな奴)に
放り込んでおくことにしました。
これならば最悪車にひかれることは
無いだろうと。そして帰りにいたら
その時また考えようと思いました。
 
その夜。
この日の仕事も忙しく帰りは21時過ぎ。
まあさすがに生き物だし文明以外にも
敵はいるだろうからどこかにいって
しまったんだろうなぁ…と飲み会の
小ネタ一個仕入れ損ねたなと考えながら
植栽帯を覗くと…
 
「朝見た握り拳大の石がある!」
 
拾い上げてみると朝と同じように
モサモサと手足をバタつかせてそして
手足を引っ込めて防御態勢に。
 
「コォォォ!かわえええ!」
 
朝は通勤もあってあまり感じなかったんですが
仕事の疲れがそうさせたのか
癒しを求めたかったのか
このタイミングで何故か心に
響くものがあったのでした。
しかしそれなりに人が通る道で
夜な夜な遠目にみると石に向かって
かわええとか言ってるおじさんは
確実に通報案件になってしまいます。
 
はやる気持ちをおさえつつとりあえず
思いそのまま家につれて帰りました。
 
この時点で飼育道具や餌などの
アイテムは0、夜なので買い物も無理。
この先どうなってしまうのか…
 
と言うことで次回に続きます。
次回亀との出会いその2!
 
ここまで読んでいただきありがとうございました。

亀ランキング

にほんブログ村 その他ペットブログ ニオイガメへ
にほんブログ村